マレーシアにも色々な飲食店がありますが、今回ご紹介するのは、鮮魚屋さんの生け簀から魚介を選び、レストランで調理をしてもらって食べる…というお店です。
まずはじめにご紹介するのは、鮮魚生け簀のあるお店。お店の名前は「JC FOODTECH」さんです。(場所はセランゴール州のTaman Bidaraにあります)
日本でも、生け簀から穫った魚をお店で調理してくれる所はありますが、こちらは生け簀の数とスケールが違います。お店の中に入ると「水族館か!?」と思う程、下から上までひな壇に置かれた水槽が並び、お店の端から端まで魚介で埋め尽くされていました。
水槽には、たくさんの魚や貝、カニ、ロブスターなどなど。もちろん、どれも生きています。
種類もいろいろで、何を食べたらいいのか迷ってしまいますが、食べてみたいな…と思ったら、「物は試しに」の意気込みで選んでみるといいかもしれません。(注:ほとんどの物は1kgあたりの値段表記ですので、1匹あたりの値段とお間違えの無いように…ロブスターは1匹約2~3kgになるので高価です。)
食べたい物が決まったら店員さんに言って、網等で穫ってもらいます。
そしてお会計を済ませて、このお店の隣にあるレストランへ運んでもらいます。
隣のお店の名前は「CHEF TAM」さん。お店の中はほぼ満席。大勢の人で賑わっておりました。こういったお店には、大体6〜8人ぐらいで、家族親戚、友人達等と来る様です。
ここで先程選んだ魚介達が調理されてくるのを待つのですが…混んでいる為か、なかなか出てきません。お茶だけ飲みつつ待つ事数十分。やっと最初の料理、ブラックタイガーエビの酒煮が出てきました。
その後は次から次へと出てきたので、ひととおりの食材の準備ができてから調理、配膳となる様です。
今回食べたのは、白身魚や貝、ロブスター、カニなどなど。大人数で行ったので、品数は多めに、そしてちょっと豪華に食材を選んでみました。
またもしも、シーフードはちょっと苦手…という方がいた場合でも大丈夫。チキンやチャーハンなども注文できます。飲み物も、お茶からビールまで揃っています。
そんな訳で、食材選びからスタートして、みんなで分けて食べる…という、ちょっと変わったディナーでしたが、いつもとは違う、楽しい時間を過ごす事ができました。
【追加情報】
鮮魚を調理していただいた「CHEF TAM」さんは、残念ながら閉店となってしまいました。
しかし、鮮魚生け簀のあるお店「JC FOODTECH」さんは営業中で、その隣には、「北海飯店」さんという別のレストランがありますので、今度はこちらのお店に行ってみたいと思います。
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