今回ご紹介するマレーシアでの朝食は…ディムサム!
日本では「点心(てんしん)」と言うと、ピンとくる方が多いと思いますが、点心の広東語読みが「ディムサム(Dim Sam)」です。
このディムサムを朝食として食べに集まる所があるというので、知り合いのマレー人の方に案内してもらいました。
ディムサムを食べる事自体は、朝だけに限られたものではない様ですが(中華系レストランでは昼でも夜でも食べられる所はありますので。)、今回食べに行くお店は朝の7時頃~昼前には終了という事で、空腹をがまんしつつ、朝からお店に向かいます。
向かった先は「Jalan Ipoh」という名の通り。銀行やビルなどが並ぶ大通りのその一角に、飲食店がずらりと並んだ所があり、この一帯は、朝食を食べに来た、たくさんの人と車で大賑わい!
お店が何軒か並んでいるので、食べたいお店の前の路にあるテーブルに席を取ります。
すると、店員さんが小さなお皿に載ったディムサムをお盆に乗せて運んできてくれるので、自分が食べたい物を選んで取ります。(お会計は食後に、食べた分だけ支払います)
他のお店のディムサムを食べたい場合は、自分からお店に行って、その場で買って来ると良い様です。
では、今回食べたディムサムを、写真と一緒に紹介しましょう。
小さなアルミのお椀に入っているのは、おこわのようなご飯。醤油系の甘辛い味が、もっちりとした餅米に滲みて美味。しかもご飯だけかと思ったら、お椀の底には大きくて柔らかな鶏肉が…!
最初は気づかなかった発見に、何だか嬉しくなります。
お次は蒸しシュウマイの様なディムサム。薄いシュウマイの皮に包まれたその中は、ゆで卵とひき肉の二段重ね。一口食べると、お口の中でジューシーなひき肉と卵の旨味が混ざり合います。
紙袋の様な物に入っているのは、鶏の手羽先。中にはツヤツヤの手羽先が入っていて、袋ごと蒸している為か、肉汁が閉じ込められて旨味が逃げず、鶏肉のおいしさがしっかり残っていました。
別のお店では、おまんじゅうやパンなども販売。
そして超巨大なパンも発見!同じ写真に写っているゴマ団子の大きさは約3cmぐらい。
それと比べると…本当に大きいです。
茶色く四角い物は、どうやらエビのすり身入りの様で、これにマヨネーズを付けて食べると、とっても美味しい!朝食じゃなくても、夜にお酒のおつまみとしてもいけそうです。
黄色いお団子状のフリッターを開けると…中からエビがいっぱい出てきました!
プリプリのエビが楽しめて、エビ好きさんにおススメ。
デザート代わりにゴマ団子。ゴマの香ばしさと甘いあんこが口直しにぴったり。
奥の揚げ物の中はカレー味です。
今回、初めて朝からディムサムをいただきましたが、最初は朝食にはちょっと重いかな?と思っていたものの、食べ出すと結構、食が進みます。
また、これ以外にも、大きなチャーシュー饅があったり、ワンタン麺やカリーミー(カレー麺)、ローストチキンやチャーシューを売るお店もありました。
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