マレーシアのランドマークとなっている「ペトロナス・ツインタワー」。空高くそびえ立つ2本のタワーの姿は、マレーシアに行った事がなくても、写真などで見た事があるのではないでしょうか。
ペトロナスツインタワー。この日は曇り・雨でしたが、晴れていると、とてもきれいに見えます。
そのツインタワーを本社ビルとしているのが、「ペトロナス（Petronas）」。ペトロナスは、マレーシアの石油やガスを供給している国営企業です。
ツインタワーの中にあるショッピングモール「SURIA KLCC」。たくさんのお店があります。日本の本を扱う紀伊國屋書店さんもありますよ。
そしてそのツインタワーの中にあるのが、今回ご紹介する「ペトロナス・ペトロサイエンスセンター」。その名の通り、ペトロナスの紹介を兼ねた科学館です。
ペトロサイエンスセンターの入口。
まずは入口でチケットを買って、さぁ中へ…！と、すぐにでも歩いて行きたい所ですが、中に入るには、「ダークライド」という黒いライドに乗って進む事になります。ひとつのライドで4人ぐらい座れますので、家族で乗っても大丈夫。また、小さな子供さんは何が始まるのか不安になってしまうかもしれませんが、怖い仕掛けはないのでご安心を。（むしろ「ペトロナス社」のCMという感じです。）
ダークライド。これに乗って中に入ります。
そしてライドが着いた先からは徒歩で見て廻ります。ちなみに過去の情報で、「館内はとても寒い」という話をよく聞いていたのですが、どうやら館内温度を見直したらしく、半袖でもそれ程寒くない程度に調整した様で、温度を変えたという張り紙が貼ってありました。
館内は少し暗め。でも、楽しいと気になりません。
また、館内はとても広く、ゆっくりと一つ一つ見たり遊んだりしてると、ものすごく時間がかかりますので、体力や時間的な問題には注意しておくと良いかと思います。
レゲエ？ラップ？歌って踊る（少し動く）恐竜。
太古の時代を紹介するブース。
パネルの説明は基本マレーシア語。所々に英語…。でも、展示物を見てるだけでも楽しめます。
石油採掘現場を再現したブースへの入口。
展示的には、科学館によくあるおもしろい仕掛け物の他、石油・ガス会社だけに、恐竜時代の説明から石油の掘削現場の紹介があります。
現場で使われていた機材や物が置かれています。
採掘用のドリルの先でしょうか。サビ具合から実際に使っていた物の様です。
採掘現場で働く人の生活も紹介しています。
採掘現場での食事…その他、医療室やベッドなども見る事ができます。
そしてペトロナスは、F1でスポンサーも行っている為、F1に関する展示もされています。
レースゲーム…かと思いきや、スタートシグナルに合わせて、誰が早くスタートできるかどうかのゲームでした。
ちょっと昔のF1カー。車体の横には「PETRONAS」のロゴ入り。
ここは館内の面積が広い分、展示もいろいろありますので、子供はもちろんの事、大人でも結構楽しめる所です。
ちょっとボロボロな地震体験装置。マレーシアではほとんど地震は起こりませんので、体験してみたくなるのかもしれませんね。
そしてひととおり見終わったら、隣のグッズショップへ。店内は、恐竜グッズが多いのですが、絵はがきやツインタワーグッズ、ペトロナスのガスタンクを模した陶器の置物などもありますので、大人へのおみやげ探しにもいいですよ。
グッズショップでは、時期によっては割引セールも！
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