そのレストランの名前は「Bird(バード)」。
場所は、個性的なショップが揃うショッピングモール「Publika(パブリカ)」の外通りJalan Dutamas側にあるお店です。
今回は、このお店に美味しいフィッシュヘッドカレーがあると聞いてやって来ました。
ちなみにフィッシュヘッドカレー(フィッシュヘッドカリーとも言います)とは、白身魚の頭と野菜をカレーで煮た料理で、マレーシアではお馴染みの料理となっています。
店内は、木製のテーブルやイス、天井飾り、衝立が配置され、ナチュラルな雰囲気。
また、テーブルには鳥の絵が描かれ、天井には照明を兼ねた鳥かごがたくさんつり下げられており、お店の名に合わせたディスプレイは、とても素敵で個性的…。
さて、その料理の方ですが、目的のフィッシュヘッドカレー(The Bird’s Curry Fish head/R)はとても大きな器に入ってやってきました。
他のお店では、浅めの皿に魚の頭(顔)が見える様に盛りつけるが多いので、見た目にドキッとしてしまうのですが、こちらのお店は魚の頭がすっぽり入る程の大きな器なので、魚が沈んで見えず、見た目グロテスクな感じはありません。
魚をスプーンですくうとバラバラになってしまった為、魚の頭丸ごとでは拝めなかったので、お皿にカマの部分を盛りつけてみました。その他の具は、ニンジン、ジャガイモ、ナス、キャベツ、油アゲなど。
味はココナツ風味のカレーで、いろんなスパイスが入り交じり何とも言えない美味しさ。
辛さは結構辛めです。
また、魚が入っているので生臭いかなと思っていましたが、そんな事は無く、淡白な味でカレーと良く合っていました。
もちろんその他にもメニューがあって、写真は「The Bird’s Nyonya Seafood Combo」。
トマトなどの野菜と、エビやイカなどのシーフードを炒めた、ニョニャ風の料理です。
こちらは「Butter King Fresh Water Prawn」。
手の平程の大きなエビ1匹を半分にして、衣を付けて油で揚げてあり、そこに濃厚なバターソースを絡めた一品。頭部分は身をかき出して、胴の部分は殻ごと食べても美味しいです。
また、子供にカレーは辛過ぎ…という場合なら、フィッシュ&チップス(サラダ付き)もありますので、家族で行っても楽しめると思います。
そして、食べ物の話の後にするのも何ですが…こちらのお店、店内の内装も素敵なのですが、トイレの内装も凝っています。玉石を上手に使っていて、間接照明もいい雰囲気。
さらに手洗いの所もトイレ同様、素敵なディスプレイを施してあります。
今回はフィッシュヘッドカレーを食べたくて来たのですが、店内のディスプレイが素敵で、さらに料理の良さも合わさって、予想以上に満足してしまいました。
【追加情報】
とっても素敵な雰囲気のお店で、お料理もおいしかったのですが、残念ながら閉店となってしまいました。
また美味しいお店を探したいと思います。
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