マレーシアに来たら、一度は食べていただきたいものの一つ、それは「チキンライス(海南鶏飯)」です。
知らない方にはケチャップで炒めたチキンピラフの様に思われてしまいますが、マレーシアでチキンライスと言えば、茹でた(蒸した)チキンのブツ切りと、チキンを茹でた時に出るだし汁で炊いたご飯のセットの事を言います。このチキンライス…マレーシアでは色々なお店で出している料理で、専門店や有名店なども数多くあります。
さて、今回ご紹介するのは、マラッカでも有名な老舗「和記鶏飯園(Hoe Kee Chicken Rice Ball)」さんのチキンライスです。
和記鶏飯園さんの、立派な看板
ここの特徴はライスがボール状になっている事。多くのお店ではお椀にライスを詰めてひっくり返したドーム状のものがお皿に載って出てきますが、ここはお団子の様に丸めたライスが付きます。
写真は4人前で15粒のライスボール。固そうな感じですが、口に入れるとホロッとほどけて、チキンの風味が口の中に広がります。これは本当に美味しくて、何個でも入りそうな感じです。
ライスボール型のチキンライス。
また、鶏肉もしっとりやわらかく、あっという間に食べ尽くしてしまう美味しさ。ガイドブックにもよく載っていますので、マラッカに行ったら是非チャレンジしてみてください。(行列がすごい時があると書かれている事もありますが、開店してすぐなら待つ事もありません。朝食代わりにいいですよ!)
チキンライスの値段表。
和記鶏飯園さんの入り口
あと、チキンライスではありませんが、おまけの写真は同じマラッカでニョニャ料理のお店「ニョニャマッコー」さん。夜は席が埋まる程、混雑する様です。(この写真撮影の後、満席になりました。)
色ガラスの窓とドアが素敵なお店です。
ココナツ風味が美味のチキンカレー「カリーマッコー」と、サンバルで炒めた大きなエビが美味しくて、ここもおススメのお店です。
写真左は野菜のスープ、中央がカリーマッコー、写真右が大エビのサンバル炒め。ちなみに大エビのサンバル炒めは時価だそうです。でも食べる価値あり!
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